在宅ワークの定義(副業・内職・SOHO)

 パソコン等の情報機器の普及に伴い、個人が在宅形態で自営的に働く在宅ワークが増加しています。このような在宅ワークについては、育児で家を離れられない主婦層を中心に仕事と家庭の両立ができる働き方として広がってきており、社会的な期待や関心も大きいものとなっています。また雇用不安が高まり、サラリーマンの副業としても潜在的に大きな関心があると考えられています。
 しかし、一方で、口頭による契約のため報酬額、納期等基本的な内容が不明確であったり、契約が一方的に打ち切られたりするなど、契約をめぐるトラブルの発生が問題化しています。
 こうした状況を踏まえ、在宅ワーカーと契約を締結する際に守るべき最低限のルールとして、平成12年6月に「在宅ワークの適正な実施のためのガイドライン」が労働省により策定されました。
ガイドラインとは言え、労働省が在宅ワークを定義し、ルールを決めているのは在宅ワークを副業としている皆さんにとっては大変ありがたいことだと思います。

【以下、厚生労働省HPより引用転載させていただきました♪】
在宅ワークとは情報通信機器を活用して、請負契約に基づきサービスの提供等を行う在宅形態での働き方のうち、主として他の者が代わって行うことが容易なもの(例えば、文章入力、テープ起こし、データ入力、ホームページ作成などの作業)をいいます。

一般的に内職とは家内労働者のことで、通常、自宅を作業場として、メーカーや問屋などの委託者から、部品や原材料の提供を受けて、一人または同居の親族とともに、物品の製造や加工などを行い、その労働に対して工賃を受け取る人をいいます。最近ではネット内職という言葉が一般的になっています。


厚生労働省ホームページ【在宅ワークの適正な実施のために】
在宅ワークの適正な実施のためのガイドラインのあらまし
在宅ワーク・モデル契約様式-参考例
在宅ワークガイドラインに係る自主点検票
応援します!在宅ワーク(在宅ワーク対策のご案内)